バーニングマンの季節になりました

http://www.burningman.com/

バーニングマンとは、

1986年にサンフランシスコのベイカー・ビーチにて、ラリー・ハーヴィーという人物が恋人とのイザコザの憂さ晴らしのため2.4mの木製の人形を作って燃やしたことが最初のきっかけだった。「木製の人形を燃やす」という行為は西海岸を中心としたアンダーグラウンド・アートシーンの興味を集め、次第に多くのアーティストがベイカー・ビーチに集まるようになった。
@wiki

要するに砂漠で好き勝手にアートするお祭りです。
但し傍観禁止。なんでもいいからアートすること。
今年のテーマ↓は"Evolution"。
http://www.burningman.com/art_of_burningman/bm09_theme.html

We've learned that culture's a spontaneous phenomenon. It thrives as a result of numberless and unplanned interactions.
All that's really needed is a fitting social vessel to sustain it. This happens best within communities that harbor many different modes of self-expression. We've also learned that cultures effloresce when human beings feel free to offer up their gifts.

英語は苦手だけど、かなり意訳してみる:
「ぼくらは、文化とは自然発生的な現象だということを知っている。
つまり文化とは、無数のそして意図の介在しない相互作用の結果として発生するものなのだ。
文化にほんとうに必要なものは、それをささえる社会的なうつわだ。
文化の創出は、多様な自己表現を許容するコミュニティーの中でこそ起こりうる。
人間が自由にその天分を全うできる場によってこそ、文化が花開くということを、ぼくらはすでに知っている。」
 
ほんとうに意訳。
(意味があまりにも違う場合は教えてください。"創出"とするかどうかまよった。行間読みすぎ(ww
今回は進化論になぞらえて、文化というものが自然淘汰によって
ダイナミックに進化・深化していると言っています。
そして、自然淘汰にはまず多様なものが発生するプールが必要と。
いいこというなあ。
 
バーニングマンとかニコニコ動画とかコミックマーケットとか、
全部同じだと思うんだけど、
個人の自己表現を受け入れる場そそこで起こる相互作用にものすごく惹かれます。
表現が芸術だけで食って行けるような芸術家だけの限られた楽しみではなくて、
生活に取り入れられるというのは、非常に文化的な暮らしだと思います。
 
たとえるなら、プロ野球と草野球のような。
先日から大阪の壁紙屋さんと一緒に生活というものについて
考える機会を頂いているのですが、家の中に芸術を、という方向で進んでいます。
個人の自己表現をたすける、というのはわたしのやりたいことなのかもしれない。
びっくりするほどユートピア!