HTML5

ずっとサイトいじるのさぼってたらいつの間にかHTML5の草稿出てた!(結構前みたい)
「HTML 5 — HTML 4 からの変更点」
http://standards.mitsue.co.jp/resources/w3c/TR/html5-diff/
ちらっと見た限り
footerとかWEBに特有の文書構造タグ追加(DIVとかtableによる裏技的なレイアウトは良くない)
audioやvideo追加(新しいメディアに対応)
fontやcenterなどの表層的な属性廃止(CSSに移行すべき)
あたりが大きい変更みたいです。
 
本文がすごくすっきりするよ!
DIVでレイアウト区切るの変だと思ってたから
次回大幅リニューアルのときには
footerとか使っていこう。
frameもなくなってる。
最近文書の構造化にこってたのでおもしろすぎる。
やっぱHTMLの構造第一主義はすごく性に合う。
でも、
section、articleとかの文書構造はわかったけど
asideは何?「ページの主題とあまり関係のない内容」。。。?
コメントみたいなやつ?

NAVERまとめ

NAVERまとめにはまってる。
じわじわあつめてた情報をオンラインブクマ代わりに移行中。
勝手に増やしといてくれる人もいるので便利、かも。
検索HITさえもっとよければ言うこと無いのに。
わたしここ↓
http://my.naver.jp/冬の犬
最近作ったまとめのうちおすすめ
http://matome.naver.jp/odai/2124908247914604003

補正予算「最先端研究開発支援プログラム」

前に書いたお手伝いの話。
最先端研究開発支援プログラムの公募を手伝っていたのでした。
研究課題は「3〜5年間で世界をリードし、世界のトップを目指す研究課題であること」だそうで、
一件あたり総額30億円〜150億円程度の規模です。
これ↓
http://www8.cao.go.jp/cstp/sentan/about.html
本件の中心研究者の先生が
この予算申請がうかるかどうかではなく
科学技術がどこに向かうべきか、を考えていらっしゃるということを
目の当たりにして大変感動しました。
 
ついでに
「『先端的研究を推進して実現してほしいこと』に関するご意見募集」というものが実施されていました。
集計結果転載↓
http://www8.cao.go.jp/cstp/sentan/iken_sentan.pdf

(1) 「医療・健康・介護」が315 件(全体の約35%)で最も多かった。特に癌治療に関する意見が55 件と多く、次いでiPS 細胞やES細胞等を利用した再生医療の実用化や普及が47 件あった。痴呆症やアルツハイマーの治療(24 件)、うつ病精神疾患の治療(23 件)、パーキンソン症候群の治療(17 件)の確立や普及を求める意見も比較的多数あった。
(2) 次に「環境・エネルギー」が261 件(約29%)あった。資源対策や地球温暖化対策のための太陽光やバイオ技術を利用した新エネルギー等への転換について述べる意見が132 件と同分野の半分以上を占めた。
(3) 3 番目は「交通・通信」の98 件(約11%)で、交通事故防止や交通事故死をゼロにするための自動車開発やインフラ整備についての意見(26 件)が目立った。
(4) 次いで「食・食品」(61 件(約7%))ではバイオ技術向上による食料の増産技術の推進(22 件)についての意見が多かった。
(5) 「安全・安心」(55 件(約6%))では地震予知の実現や耐震化の進展等地震への防災技術向上等について、「豊かな暮らし・子育て」(24 件(約3%))では立体テレビ等ディスプレイ技術向上による余暇充実についての意見(7 件)等があった。
(6) 「その他」(97 件(約9%))では、有人宇宙ロケットの開発や宇宙エレベーターの建設、宇宙起源の解明等、宇宙に関すること(31 件)が目立った。

ついでに
「よろしければこちらにもお答えください:科学者、研究者の方たちにどういうイメージをお持ちですか?」の結果

2.悪いイメージ:23%
閉鎖的で偏っているというイメージ。またニーズを考えないという意見も。
「科学研究者は研究のための研究、論文のための研究に陥っている。研究は実際の現場に生かされなければ価値が半減する。常に現場に足を置いた研究が必要。(会社役員)」
「権威を重んじ、権威のある研究者以外の話は無視か潰す。研究費のでる分野は絞られるため、どんなに世の中に必要と思っても、研究できないことがある。(会社員)」
「社会との接点が少ないと、なんのために研究するのかという問題意識が世の中の期待からずれて来るのではと危惧します。(研究者)」等

(2番目はどこからそんなイメージが、と思ったけど。)
個人的には若い人ほど「研究のための研究、論文のための研究」ってなりがちな気がします。
(もちろんそうではない人の方も多いです。これは工学・デザインという応用中心の分野に特有なのかもしれないとも思う。)
学生は限られた時間で結果を出さないといけないので仕方ない面もあると思います。

「成績と親の年収、比例する傾向」っていうニュース

http://www.asahi.com/national/update/0805/TKY200908040419.html
なんで世帯年収と学力が比例するか。
親の学力→年収
親の学力→子の学力
なので
年収→子の学力
に"みかけ上"なるのではないかと思います。(第3の変数)
原文をあたってみようと思ったのですが耳塚先生の論文が見つけられませんでした。
なんで新聞は出典を書かないんですか。
論点が教育費による学力格差なのに
教育費用と学力との相関を出してないあたりあやしいと思います。
後半の文章から察するに、教育費用よりも、学習に必要な環境の方が大事という結論だったんじゃないでしょうか。
だいたい"塾や習い事などの支出が「ない」という家庭と「5万円以上」という家庭では、最大約27ポイントの差がついていた。"っていうのは何のことでしょう?
有意差は無かったって言うこと?
 
ちなみに各社のタイトル↓
asahi.com:成績と親の年収、比例する傾向 小6学力調査を国が分析
読売オンライン:親の収入高いほど子供は高学力、でも…
NIKKEI NET:学力テスト、世帯年収で成績格差 小6調査、文科省公表
時事ドットコム:小6正答率、世帯年収で差=学力テストの追加分析−文科省(記事中でも環境については言及なし)
毎日.jp:学力:年収多い世帯の子供ほど高い傾向…文科省委託研究
 
読売オンラインだけはちゃんと他の原因も書こうとしてる。
他は勉強するのにお金がいるという風潮にすることで
「うち貧乏だから勉強しても仕方ない」とか
「貧乏だから自分は馬鹿」と考えてしまううっかりさんを増やそうとしているんでしょうか?
断固反対!
うっかりさんには、お勉強さえちゃんとすれば(学力偏重主義も反対だけど)
奨学金(借金でも給与でも)という恵まれたシステムもあるのでがんばれといいたいです。